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トップメッセージ

代表取締役社長 中村壮秀

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

2021年は未だコロナ禍という未曽有の事態にありましたが、世界的にDX(デジタル・トランスフォーメーション)が加速し、個人も企業も社会の「ニューノーマル」への適応が進んだ1年でした。また、この1年は経済の回復を目指す中で、以前の社会に戻すのではなく、地球環境問題への対策やSDGs(持続可能な開発目標)を同時に実現し、社会全体でサステナビリティへの対応に本格的に取り組み始めた年にもなりました。

コロナ禍もあり人々のライフスタイルや価値観が大きく変化し、企業、製品、サービスに対して、安全や健康への配慮、ソーシャルグッドを意識する生活者が急激に増加しています。そのため、企業はこれまで以上に透明性・公平性を求められるようになり、思想やストーリーを語り伝える活動と、その結果として理解し応援してくれる人々との関係の強化が益々、重要性を増しています。

このような事業環境において、アライドアーキテクツ・グループは、長らく大切にしてきた「ソーシャル」「テクノロジー」「ファン」「クリエイティビティ」「グローバル」という要素を重視しながら、事業ドメインを「マーケティングDX支援事業」と定義し直しました。そして、変革期の企業課題を「ソフトウェア」と「人材」の両面から解決すべく、マーケティング活動におけるDXを推進する様々なサービスを日本・グローバルで開発、提供しております。

今年度におきましても、人と企業の直接的で深い関係の継続、共感を紡ぐクリエイティブ、リアルを超えるオンラインブランド体験、対面交流以上の熱量を醸成するオンラインコミュニケーションなど、日々進化し変化し続けるマーケティングの支援に、自社開発のソフトウェアと専門性の高い人材で挑み続け、顧客企業の事業成果にコミットすることで、より効果的なマーケティングを追究してまいります。更に、様々な能力を持った人や人々の想いを発掘し、企業が直接触れ、よりダイレクトで本質的な企業活動の実現を目指します。

アライドアーキテクツ・グループは、今後も変化を恐れず進化を続け、明らかに扉が開いた次の時代に向け、世界中の多くの企業に対する活動支援を通じて、この先数十年で人類が成しえなければならない、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。株主の皆様におかれましては、引き続きご支援のほどよろしくお願い申しあげます。

2022年3月

代表取締役社長CEO
中村 壮秀