Instagramユーザーの間ですっかりお馴染みになっている、24時間で消える投稿:ストーリーズ。その間に差し込まれる形で表示されるストーリーズ広告、貴社では活用できていますか?

現在、ストーリーズしか見ないというユーザーも増えており、ユーザーのアクティブ率が非常に高いと言われています。広告機能の拡充も進み、今後ぜひ企業が活用していくべき手法と言えますが、一方で、その独自のスタイルがゆえに、どんなクリエイティブを用意したらよいのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、株式会社テレビショッピング研究所が運営するInstagramアカウント、ダイレクトテレショップ【キッチン部】の事例を基に、高パフォーマンス・低コストなInstagramストーリーズ広告のクリエイティブの作り方をご紹介します。

Instagramストーリーズ広告とは?

ユーザーによるオーガニックなストーリーズ投稿の間に差し込まれる形で表示される広告です。

スマートフォンで、フルスクリーンの縦長フォーマットで表示されるため没入感が高いこと、またユーザーのストーリーズ投稿を見る流れで、自然と閲覧を促せることが特徴です。 現在、Instagramが最も力を入れている広告の種類であり、広告主にとって使いやすい様々な機能が拡張されています。

例えば、今までは縦長(9:16)のサイズしか入稿ができず、専用のクリエイティブを用意しなければならないハードルがありましたが、現在のフィード面で使っているサイズでの入稿も可能となり、あらゆる企業にとって取り組みやすい形式となりました。

また、カルーセルのフォーマットにも対応したことで、1枚では訴求しきれなかったメッセージを複数のクリエイティブを使ってよりリッチに訴求できる機能も追加されています。

ストーリーズ広告は、企業が今後ぜひ積極的に活用していくべき掲載面と言えます。

ストーリーズ広告のクリエイティブを作る上での心構え

ストーリーズ広告は、
1.ユーザーの投稿を見る一連の流れで閲覧されるもの
2.ストーリーズそのものが従来とは異なる独自のスタイル
であるため、その特徴を踏まえて、ユーザーの「ストーリーズ体験」に馴染むクリエイティブを作ることが重要です。

ここからは、ダイレクトテレショップ【キッチン部】の実例をもとに、ストーリーズの面に馴染むクリエイティブの作り方を解説していきます。

  • 株式会社テレビショッピング研究所
    ダイレクトテレショップ(キッチン部)
    ストーリーズ広告クリエイティブ例
    ※動画の再生が可能です。
        

STEP1:静止画素材を準備しよう

まずは、画像素材を準備していきます。

ここでポイントとなるのが「UGC(※)」の活用です。

ブランドイメージを訴求できる画像だけでなく、ユーザーが自身のInstagramに投稿している自社関連の画像(UGC)を活用することで、ストーリーズに馴染む素材を手に入れることができます。さらに、UGCを活用することで、画像素材の撮影・制作に掛かる時間やコストを削減することも可能です。

自社の社名やブランド名でInstagram内をハッシュタグ検索し、どんなUGCが投稿されているのか確認してみましょう。その中から、実際にストーリーズ広告に活用したいクリエイティブを見つけたら、画像を収集ユーザーへの広告活用許諾を申請します。

ぜひ、ブランドイメージを訴求できる画像1枚+UGC画像 2~3枚を目安に、集めてみましょう。

UGCの収集・ユーザー許諾の管理は、専用ツールを利用することで効率的に行うことができます。ダイレクトテレショップのInstagramアカウントでは、UGCマーケティングプラットフォーム「Letro」を利用し、日々定期的にUGCを収集しています。

UGCマーケティングプラットフォーム「Letro」でのUGC収集画面

※ UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、 一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。

STEP2:静止画素材にエフェクトをつけ動画フォーマット化しよう

次に、集めた静止画素材に、適切な加工を加えて動画クリエイティブにしていきます。単純なスライドショー化でも構いません。

ブランドの世界観を訴求できる画像と、実際の利用者の切り口が訴求できるUGCをつなぎ合わせることで、各個別画像だけで展開するよりも訴求力が強くなり、高パフォーマンスに繋げていくことができます。

以下の事例は、ダイレクトテレショップの実例です。1枚目にブランド素材、2枚目以降にUGCを配置、回転式の加工を加えて一つの動画することで、自然な形でブランドを訴求できるクリエイティブに仕上がっています。

1枚目にブランドを訴求できる画像、2~4枚目にUGCを配置、回転式の一つの動画に仕上げている

STEP3:テキストで装飾しよう

動画クリエイティブが出来上がったら、Storiesに馴染むフォーマットで、ユーザーのベネフィットとなる内容をテキストで上乗せしていきましょう。

絵文字や手書き風のフォントを使ってテキストを加えることで、ストーリーズに馴染ませながらも、画像だけでは伝わりきらないベネフィットをしっかりと伝えることができます。

画像の上に手書き風のテキストやハッシュタグを付けることでストーリーズに馴染ませながらもユーザーベネフィットを訴求している

STEP4:スワイプアップさせるCTAを設置しよう

ストーリーズのCTA(コールトゥアクション)はスワイプアップ(スマホ画面の下から上にスワイプ)させるのが基本のスタイルです。手書きの矢印を加えるなど、スワイプアップに適したエフェクトを付けて、最後にしっかりと、本体サイト等への遷移を促しましょう。

手書き風の矢印を加えてスワイプアップを促している

以上、今回は、高パフォーマンス・低コストなInstagramストーリーズ広告のクリエイティブの作り方をご紹介しました。

自由度が高く、楽しいストーリーズ広告。ぜひ様々なアイデアを試し、仮説検証を繰り返しながら、自社に合うクリエイティブを見つけていきましょう。