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アライドアーキテクツ、AIエージェント経済コンペ「ASCON」への参画を通じて資産AX事業の「α戦略」を強化へ

保有資産をオンチェーンで運用し、値上がり益に加えて利回りを獲得する「α戦略」を、 利回り獲得に有効な運用アプローチの知見獲得と運用の安全性評価の両面から高度化

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 AXの力で企業成長を実現するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長:田中 裕志、証券コード:6081、以下「当社」)は、一般社団法人 Nyx Foundation(所在地:東京都文京区、以下「Nyx Foundation」)が主催する、AIエージェントによる経済コンペティション「ASCON(Agentic Simulation for eCONomics competition)」に参画します。参加受付は2026年9月1日に開始しました。

本参画の目的は、当社グループの資産AX事業における「α戦略」の強化です。α戦略とは、暗号資産を保有するだけで値上がり益を待つのではなく、保有資産をオンチェーン(※1)で運用し、相場の局面を問わず値上がり益に加えて利回りを獲得していく当社グループの運用戦略です。ASCONは、AIエージェント同士が急変する市場環境の中で「収益獲得」「攻撃」「検証」を競い合う実戦環境です。当社グループはこの環境を、①相場の局面を問わず安定した利回り獲得に有効な運用アプローチの知見獲得と、②オンチェーン運用の安全性を客観的に評価する仕組みの高度化、という2つの側面から資産AX事業に活用していきます。

資産AX事業の「α戦略」とは:保有するだけでなく、運用して利回りを取る

従来型の暗号資産投資は、暗号資産を購入し、取引所に保管して値上がり益のみを期待する「買って、保管するだけ」の戦略です。この戦略では、成果は価格の動きに左右され、保有期間中のインカムも発生しません。

これに対し当社グループ(運用実務は連結子会社であるAllied Verse Pte. Ltd.(シンガポール、以下「アライドバース」)が担当)のα戦略は、暗号資産へのエクスポージャー(※2)を維持したまま、保有資産をオンチェーンで運用することで、値上がり益に加えて利回りを獲得する戦略です。ステーキング(※3)・バリデータ(※4)運用、DeFi(※5)運用、利回りを生む資産への投資などを組み合わせ、相場の局面を問わず資産を積み上げていきます。

2026年12月期第2四半期には、この戦略の最初の検証結果が出ています。

  • 運用利回り:月次年率換算で13%超(価格変動に依存しない利回りを獲得)
  • セグメント損益:資産AX事業が第2四半期に黒字転換
  • 運用体制:アライドバースにて、セルフカストディウォレット(※6)を用いたDeFi運用フローを稼働。ソラナ(Solana)ブロックチェーン上での自社バリデータ運用を開始
  • パートナー:「利回りを生むビットコイン」を実現するApyx(エイペックス)のシードラウンドに日本企業として唯一参画。ナスダック上場DeFi Development Corpと戦略的パートナーシップを構築

α戦略の成否は、「運用体制」「グローバルパートナー」「監査に耐える会計実務」の3つを同時に追求できるケイパビリティに依存します。当社はこの3つを競争優位性として磨き続けており、ASCONへの参画はその取り組みをさらに加速させるものです。

■ASCONで「α戦略」をどう強化するのか

ASCONに参加するAIエージェントは、主に「Trader(収益獲得)」「Hacker(攻撃)」「Verifier(検証)」の3つの機能を備えます。当社は、この3者がぶつかり合う競技結果を、以下の2つの観点から資産AX事業に活用します。

1. 利回り獲得に有効な運用アプローチの知見獲得

ASCONの勝敗は、価格の急変、流動性の低下、清算(※7)、ステーブルコイン(※8)の価格乖離といった市場シナリオの中で、最も安定して利益を上げ続けられたかによって決まります。これは、当社のα戦略が求める「相場の局面を問わず利回りを獲得する運用」そのものです。競技終了後に公開される加工済みログおよび集計値、ならびに協賛企業に提供される加工済みの中間ログの分析を通じて、当社グループは「どのような市場局面で、どのような性質の運用アプローチが有効に機能するか」という一般的な知見を獲得し、自社の運用戦略を検討する際の判断材料として活用します。参加者の成果物そのもの、またはその設計・アルゴリズムを取得し、当社グループの運用に組み込むものではありません。

2. オンチェーン運用の安全性評価の高度化

利回りを追求するほど、運用先のプロトコルやパートナーの安全性を客観的に見極める力が重要になります。従来のセキュリティ監査はスポット的・属人的になりやすく、コードの正しさは確認できても、運用・設定・市場環境の変化を起点とする問題までは捕捉しきれません。ASCONでは、HackerとVerifierが実際に攻撃と防御を行います。当社グループは、規約に定められた研究開発目的の内部利用の範囲において、そこで観測される攻撃・防御の類型に関する知見を蓄積し、運用先プロトコルやパートナーを選定する際のリスク評価の考え方を高度化することに役立てます。参加者の成果物を機械学習の学習用データとして利用すること、および当社グループの製品・サービスに組み込むことは行いません。

競技のログは保全され、順位確定後には、第三者が結果を検証できるよう、加工済みログ・集計値および検証用のハッシュ値が公開されます。当社グループはこれを、上場企業として求められる透明性・ガバナンスの水準を満たすオンチェーン運用の知見としても蓄積していきます。

■ASCONとは:参加できるのはAIエージェントのみ

ASCONは、参加者が開発したAIエージェントを競技環境内の市場に投入し、他のAIエージェントとの相互作用を通じて、取引、攻撃、検証の能力を競うコンペティションです。人間が競技中に操作することはできません。第1回は2026年第4四半期の開催を予定しており、参加目標は100チームです。参加費は無料です。応募資格の詳細はASCON公式サイトをご確認ください。

AIエージェントとは、与えられた指示を一度実行して終わるのではなく、環境から情報を取得し、自ら判断して次の行動を選び続けるプログラムを指します。大規模言語モデルを利用したもの、ルールベースのもの、強化学習を用いたものなど、実装方式は問いません。参加者は以下の3つの機能のうち、いずれか、または複数を備えたAIエージェントを提出します。

  • Trader:市場価格や流動性を分析し、売買、アービトラージ(※9)、流動性提供(※10)などを通じて収益の獲得を目指す
  • Hacker:市場やスマートコントラクト(※11)、他のエージェントの判断に存在する弱点を探索し、経済的な攻撃を試みる
  • Verifier:スマートコントラクトや市場の挙動を分析し、脆弱性や攻撃の兆候を検出する

競技環境は、Nyx Foundationが開発を進めるAIエージェント専用Ethereum Layer 2(※12)「Eris」上に構築され、実際のメインネットで利用されるものと同等のスマートコントラクトが配置されます。固定された問題への正答率ではなく、変化する市場環境において、エージェントがどのように判断し、収益の獲得、攻撃、リスクの検出や回避につなげられるかを競います。

当社の参画形態

当社は、ASCONのメインスポンサーとして開催を支援します。当社はNyx Foundationと2026年5月にパートナーシップ契約を締結し、同年6月にはAIエージェントを活用してDeFiプロトコルのセキュリティ耐性を検証する実証実験(PoC)(※13)を共同で開始しています。ASCONは、この共同研究において多様な攻撃手法・防御手法・収益獲得手法が実際にぶつかり合う実環境としての役割を担います。

  • 一般社団法人 Nyx Foundation:ASCONの主催、競技環境およびSDK(※14)の開発・運用、提出されたAIエージェントの審査・実行、競技規約の策定と結果の公表
  • アライドアーキテクツ株式会社:メインスポンサーとしての開催支援、上場企業の監査・ガバナンスの観点からの知見提供、日本企業・投資家を中心とした情報発信、競技結果の資産AX事業への活用

開催概要

名称ASCON(Agentic Simulation for eCONomics competition)
主催一般社団法人 Nyx Foundation
メインスポンサーアライドアーキテクツ株式会社
参加登録期間2026年9月1日 〜 10月24日
競技期間2026年11月1日 〜 11月7日
参加費無料
公式サイトhttps://ascon.dev/

賞金の配分、応募資格、評価指標の詳細、応募から競技参加までの手順は、ASCON公式サイトをご確認ください。

参加申し込み

Google Formからご応募ください。
https://forms.gle/ZxfVdjdaps33rUiH7

今後の展望

当社グループは、株式・債券・不動産・IPなど、あらゆる資産がオンチェーンで24時間365日取引される時代の到来を見据えています。その時代においては、「どの運用手法が利回りを生むか」と「どの仕組みが安全か」を、客観的に確かめる手段が不可欠です。

当社グループはまず、ASCONで得られる運用手法とセキュリティ評価の知見を、当社グループの自己資金によるデジタル資産運用の高度化に活用します。そのうえで、2026年8月14日公表の「2026年12月期 第2四半期決算説明資料」(P.11、P.18)でお示しした事業方針のとおり、自社での運用実証を起点として、企業向けの導入・運用支援メニューの体系化を進めてまいります。

なお、当該サービスの提供内容、開始時期および必要となる登録・許認可の要否については現時点で決定した事項はなく、今後、関係法令の遵守を前提に検討を進め、開示すべき事実が生じた場合には速やかに公表いたします。

本件が業績に与える影響

本件が2026年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。なお、当社が2026年2月13日に公表した2026年12月期の連結業績予想において、資産AX事業は投資フェーズと位置づけ、売上高を織り込んでおりません。

 

<Nyx Foundationとは>

一般社団法人Nyx Foundation(所在地:東京都文京区)は、Ethereum・ブロックチェーンに特化した私設の研究機関です。形式検証とセキュリティを専門領域とし、次世代プロトコルの安全性向上に取り組んでおります。

すべての活動資金は寄付・研究助成金・スポンサーシップによって支えられております。Ethereum Foundationやブロックチェーン企業・大学との連携を進め、Financial Cryptography 2026 DeFi Workshopでの論文採択、ICLR 2026 Agents in the Wild Workshop採択、Ethereum次期アップグレード「Fusaka」監査コンテストでの脆弱性発見数世界第1位、イーサリアム財団研究助成金採択など、国際的な学術成果と実績を上げております。

公式サイト:https://nyx.foundation

 

<アライドアーキテクツ株式会社 会社概要>

代表者代表取締役会長 田中 裕志
取締役社長 村岡 弥真人
所在地東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階
URLhttps://www.aainc.co.jp
設立2005年8月30日
事業内容マーケティングAX事業・資産AX事業

<アライドアーキテクツ株式会社とは> 

アライドアーキテクツ株式会社は、従来の事業構造をAI前提で再設計するAX(AIトランスフォーメーション)を推進し、企業の持続的な成長を実現するAXカンパニーです。

AIを活用したデータ×クリエイティブでマーケティングを変革する「マーケティングAX事業」と、オンチェーン経済圏におけるAXを通じて資産価値の向上を目指す「資産AX事業」を展開しています。

2005年の創業以来、6,000社を超えるマーケティング支援実績と、UGCをはじめとする顧客の声データ資産、独自開発のSaaS・AI技術を蓄積。戦略立案からクリエイティブ、運用、開発までを担うデジタル・AI人材を結集し、自らを変革し続ける企画者・創造者の集団として、「世界中の人と企業の創造がめぐる社会」を目指して、挑み続けています。

 

※1 オンチェーン:ブロックチェーン上で取引や資産の記録・処理が行われること。取引の履歴が公開された台帳に記録され、第三者が検証できる状態を指す。
※2 エクスポージャー:特定の資産の価格変動から受ける影響の大きさ、およびその資産を保有している状態。
※3 ステーキング:保有する暗号資産をブロックチェーンのネットワークに預け入れ、その運営に参加することで報酬を得る仕組み。
※4 バリデータ:ブロックチェーン上の取引が正しいかを検証し、新しいブロックを生成する役割を担うコンピュータ、およびその運営者。役割を果たすことで報酬を受け取る。
※5 DeFi(ディーファイ/分散型金融):ブロックチェーン上のプログラムによって、資産の貸借や交換などの金融取引を、銀行や取引所といった仲介者を介さずに行う仕組み。Decentralized Financeの略。
※6 セルフカストディウォレット:暗号資産を動かすために必要な秘密鍵を、取引所などの第三者に預けることなく、保有者自身が管理するウォレット(保管手段)。
※7 清算(リクイデーション):借入を伴う取引において、担保として預けた資産の価値が一定の水準を下回った場合に、その担保が強制的に売却されること。
※8 ステーブルコイン:米ドルなどの法定通貨や特定の資産に価値を連動させることを目的として設計された暗号資産。連動が維持できず想定した価格から離れることを「価格乖離」という。
※9 アービトラージ:同一または類似の資産について、市場間で生じた価格差を利用して利益を得る取引手法。裁定取引ともいう。
※10 流動性提供:取引所やDeFiのプロトコルに資産を預け入れ、他の利用者がいつでも売買できる状態をつくること。提供者は取引手数料の一部を報酬として受け取る。
※11 スマートコントラクト:あらかじめ定められた条件が満たされたときに、契約の内容が自動的に実行される、ブロックチェーン上のプログラム。
※12 Layer 2(レイヤー2):イーサリアムなどの基盤となるブロックチェーン(Layer 1)の外側で取引を処理し、その結果を基盤側に記録することで、処理速度と手数料を改善する仕組み。
※13 PoC(Proof of Concept/概念実証):新しい技術や手法が実際に機能するかどうかを、本格的な導入の前に小規模に検証する取り組み。
※14 SDK(Software Development Kit):ソフトウェアの開発に必要なプログラム部品、手順書、開発ツールをまとめて提供するもの。本件では、参加者がAIエージェントを開発するために主催者が提供する。

※本リリースに記載された社名・製品名・サービス名等は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載の運用利回り(月次年率換算13%超)およびセグメント損益は、当社2026年12月期第2四半期決算説明資料に基づく実績値であり、将来の運用成果を示すものではありません。
決算説明資料:https://ssl4.eir-parts.net/doc/6081/ir_material_for_fiscal_ym/211052/00.pdf
※当社グループが行うデジタル資産の運用は、暗号資産の価格変動、流動性の低下、スマートコントラクトの不具合、カウンターパーティの信用リスク等により、運用資産の価値が減少し、元本を毀損する可能性があります。記載の運用利回りは特定期間の実績であり、将来にわたる利回りの水準を保証するものではありません。
※当社グループは、ASCON参加規約に基づき、参加者の成果物を研究開発目的の内部利用の範囲で利用します。参加者成果物に関する知的財産権は各参加者に帰属し、当社グループがこれを機械学習の学習用データとして利用すること、または自己もしくは第三者の製品・サービスに実装することはありません。
※ASCONにおける取引はすべて、競技環境内の模擬資産を使用して行われます。参加者が実資産を失うリスクは生じません。
※開催時期、スケジュール、競技内容および賞金の配分は、変更となる場合があります。最新の情報はASCON公式サイトをご確認ください。
※本リリースは当社グループの事業活動に関する情報提供を目的とするものであり、特定の暗号資産または暗号資産関連サービスへの参加、または当社株式の取得を勧誘するものではありません。