企業・ブランドのファンサイト構築システムを搭載したクラウド型DMP「BRANDCo」(ブランコ)を提供開始 | アライドアーキテクツ株式会社

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企業・ブランドのファンサイト構築システムを搭載したクラウド型DMP「BRANDCo」(ブランコ)を提供開始顧客との「コミュニケーション」と「データ蓄積・活用」の一元管理を可能に。企業が「顧客と向き合う」ことに専念できるマーケティング環境の実現を目指す

2014年09月17日

ソーシャルメディアマーケティング支援事業を手がけるアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中村壮秀、証券コード:6081)は、マルチデバイス/マルチソーシャルに対応した企業・ブランドの「ファンサイト」を手軽に構築できる、クラウド型DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス「BRANDCo(ブランコ)」(URL:http://brandco.jp/)を9月17日より提供開始いたします。

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サービスの導入第一弾として、株式会社コーセー/コーセープロビジョン株式会社の公式ファンサイト(URL:http://brandco.jp/kose)が9月17日よりオープンいたします。

提供の背景

「ビッグデータ」という言葉が日常用語化しつつある昨今、デジタルマーケティング市場においては、企業が保有する顧客データを統合・管理しターゲティング広告の精度を高める「DMP」に関連したサービスが多数登場しています。
中でも、用途を広告配信にとどめず、企業サイトのアクセス履歴や購入情報といった様々な顧客データを集約し幅広いマーケティングに活用する「プライベートDMP」は、DMP事業者ではなく企業が独自に(=プライベートに)顧客データを集約・活用できる基盤として大きな注目を集めています。
しかしその一方で、DMPの導入にはデータ活用の専門的なノウハウや高額なコストが必要とされる場合が多く、本格的な導入はまだ一部の企業に限られています。

また、近年のマーケティングにおける課題として、ソーシャルメディアやモバイル端末の急速な普及・進化によって企業の顧客接点が分散化・複雑化し、「顧客と向き合う」というマーケティングの基本活動に企業が専念しづらいといった状況があります。

アライドアーキテクツは、オンライン上の顧客接点を一か所に集めて「コミュニケーション」と「データの蓄積・活用」を企業が一元管理できるクラウド基盤を提供することで、これらの課題を解決し企業のマーケティングにかかる負担を大幅に軽減できると考え、サービスの開発を進めてまいりました。

サービス概要

「BRANDCo(ブランコ)」は、SNSやオウンドメディア、Webキャンペーンといった顧客接点を一か所に集約できるマルチデバイス/マルチソーシャル対応の「ファンサイト構築システム」と、オンライン上で顧客データの蓄積・活用が行える「クラウド型DMP」が一体化した、全く新しいDMPサービスです。

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~①顧客コミュニケーション~

ファンサイト構築システムでは、Facebook、Twitter、YouTubeなど企業・ブランドの公式SNSアカウントに投稿されたコンテンツ等を自動取得しパネル表示ができる機能や、ユーザーに表示されるレイアウトを見ながら直感的にページ作成ができる"見たまま編集"機能などを搭載した「BRANDCo」独自のCMS(※1)を提供。新たにコンテンツを用意しなくても、オープン当初から見応えのあるファンサイトを短時間で作成できます。

※1 Content Management Systemの略。Webコンテンツを構成するテキストや画像などを一元的に保存・管理しサイトを構築・編集できるソフトウェアのこと

ファンサイトを訪問したユーザーは、SNSアカウントやメールアドレスを利用して「ファン登録」を行うことで、限定キャンペーンに参加したり、ブランドの最新情報をメールで受け取ったりすることが可能となります。

~②顧客データの蓄積・活用~

「BRANDCo」では、ファンサイト上でのコミュニケーションを通じて得た顧客データをクラウド上に蓄積し管理することができます。アンケートの調査結果やキャンペーン参加履歴などのデータをもとに、ファンひとりひとりの企業・ブランドへの「好意度」を測り、分類化することが可能です。
データベースは、CRM(※2)の最適化やプロモーション施策、ターゲティング広告の配信といった多様なマーケティング活動に活用し、見込み顧客の獲得やコア顧客の育成などに繋げることができます。

※2 Customer Relationship Managementの略。顧客それぞれの属性や接触履歴を記録・管理しきめ細かい対応を行うことで、顧客満足度を向上させる取り組みのこと

また、「BRANDCo」で蓄積した顧客データと、企業が独自で保有するプライベートDMPを連携させることで、さらに充実したデータ基盤を構築することができます(本機能は2014年10月より試験運用開始、2015年以降より提供開始予定)。

コーセーの公式ファンサイトがオープン

サービスの導入第一弾として、株式会社コーセー/コーセープロビジョン株式会社の公式ファンサイトが9月17日より「BRANDCo」内にオープンし、ファンを対象として、同社美白No.1スキンケアブランド「雪肌精」のキャンペーンが同日より開始いたします。
今回の導入について、株式会社コーセー 宣伝部 小林祐樹氏は、「コーセーではWeb統括チームを本年より立ち上げ、本格的なデータドリブン型マーケティングをスタートしております。これまでにも『CLUB KOSÉ』をはじめとするオンラインコミュニティの運営を通じてお客様との直接的なコミュニケーションを展開しています。今回の『BRANDCo』の導入により、各種ソーシャルメディア上やキャンペーンでブランド別に展開しているお客様との『接点/対話』を集約し、各ブランド間を横断したお客様のニーズや活動データを可視化することで、この取り組みをさらに強化し、よりお客様にこちらから寄り添う形でのマーケティング活動を実現していけるものと考えています。」と述べています。

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導入費用

登録ファン数やファンサイトのコンテンツ内容によって価格が変動するため都度見積もりとなります。

今後について

「BRANDCo」では今後、蓄積した顧客データの高精度なテキスト解析システムや外部DMP/DSP(※3)事業者との連携など、さらなる機能拡張およびサービスの拡大を予定しています。
アライドアーキテクツは本サービスを通じて、企業のマーケティングにかかる業務を効率化・簡素化し、「顧客と向き合う」というマーケティングの基本活動に企業が集中して取り組める環境の創出を目指してまいります。

※3 Demand-Side Platformの略。オンライン広告において広告主側の広告効果の最大化を支援するツールのこと

本サービスの特長

1. 「ファンサイト構築システム」と「クラウド型DMP」が一体化することで、企業のマーケティング活動にかかるコストや負担を大幅に軽減。
2. 「BRANDCo」独自のCMSで、SNSの投稿コンテンツをファンサイトで自動取得・表示できたり、"見たまま編集"で直感的にページを作成できたりと、手間をかけることなく短時間でファンサイト構築が可能。
3. キャンペーン、アンケート、メール配信など、ファン顧客との継続的な「つながり」を支援する多彩なコミュニケーションツールをファンサイト上で提供。
4. 蓄積した顧客データは企業・ブランドに対する「好意度」に応じて分類化し、CRMの最適化やターゲティング広告の配信など様々なマーケティング施策に活用が可能。
5. 2015年以降には企業のプライベートDMPとの連携システムの追加を予定、顧客データベースのさらなる充実化を支援。

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