【導入事例】レストラン予約サービスが訪日外国人向けにSNS広告を海外配信、会員獲得率が10倍に | アライドアーキテクツ株式会社

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【導入事例】レストラン予約サービスが訪日外国人向けにSNS広告を海外配信、会員獲得率が10倍にSNS広告専門チーム・ADUが「ポケットコンシェルジュ」のインバウンド施策を支援

2016年12月13日

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  • PocketConcierge_ad
会社名 株式会社ポケットメニュー
事業 Webサービスの開発・運営
対象商品 Webサービス「ポケットコンシェルジュ」
商品詳細ページURL https://pocket-concierge.jp

導入経緯

 「ポケットコンシェルジュ」は、予約の取りにくい、厳選されたレストランの予約から決済までを可能にしたWebサービスです。近年、インバウンド消費の拡大とともに、訪日外国人の旅行スタイルが"団体旅行"から"個人旅行"へと移行しつつある状況を受け、少人数での「厳選されたレストランで味わう食体験」の需要の拡大を見越し訪日外国人に向けた集客施策の強化を行ってきました。しかし、「訪日時のレストラン予約」という限定された利用シーンであることから、従来のプロモーション施策だけではターゲット層へのリーチに限界があると感じていました。
 そこで今回、SNSマーケティングに精通したアライドアーキテクツのSNS広告専門チーム「AD Business Unit(ADU)」の支援のもと、海外に向けた新たな広告戦略を策定。訪日外国人をターゲットとした「ポケットコンシェルジュ」のサービス認知拡大と会員獲得を目的に、Facebook広告/Instagram広告を活用したインバウンドプロモーション施策を展開しました。

課題と成果

これまで感じていた課題

  • コストを抑えながら、効率的に訪日外国人への認知拡大と集客を行いたい
  • 日本への訪日前/訪日時、かつ高所得者層という限定されたターゲットに向けて広告をリーチしたい

下向きの矢印

導入後の成果・結果

  • Facebookの「類似オーディエンス」機能を活用し、「訪日予定がある人」など既存顧客と類似した潜在層へのリーチを実現
  • 店舗や料理の写真を広告バナーに活用、A/Bテストでクリエイティブの"勝ちパターン"を分析・発見
  • 最適なターゲットに最適な広告をリーチできた結果、会員獲得率が10倍、海外向けサイトの訪問者数が4倍に上昇

具体的な施策内容

 「ポケットコンシェルジュ」では、訪日外国人に向けてFacebook広告やInstagram広告を効率的にリーチするため、広告の「ターゲティング」と「クリエイティブ」という2つの領域から戦略を構築しました。まずターゲティングでは、顧客によく似た傾向を持ち、広告に反応する可能性が高い人々を探し出してリーチを広げるFacebookの「類似オーディエンス」機能を活用し、"訪日予定がある人"や"日本料理に関心がある人"といった嗜好・傾向を持つ潜在層を抽出して広告を配信。またクリエイティブでは、「店舗」と「料理」という2軸で複数の広告バナーを作成し、A/Bテストによって国・地域ごとに反応率の高いデザインを分析しました。そしてこれらの結果を掛け合わせ、広告配信を行いました。

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 その結果、「訪日前」「高所得者層」という限定されたターゲット層にもかかわらず、会員獲得率を10倍に上げることに成功しました。また、海外向けサイトの月間訪問者数は4倍、広告の費用対効果も3倍に向上し、SNS広告を活用した効果的なインバウンドプロモーション施策を実現しました。 

ご担当者様のコメント

株式会社ポケットメニュー 代表取締役  戸門 慶 氏

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■訪日観光客に最高の外食体験を提供

 ポケットコンシェルジュは厳選されたハイクラスレストランの予約・決済サービスです。日本の素晴らしい食文化を世界中の方々にストレスなく楽しんでいただくため、海外向けサイトや多言語対応など訪日観光客に向けたサービス展開を進めており、現在では海外ユーザーが新規会員登録の約3割を占めるまでに拡大しています。
 今回、さらに多くの方に最高の外食体験を提供するため、海外に向けたSNS広告配信で多数の実績を持つ専門チーム「AD Business Unit(ADU)」に運用を依頼しました。

■既存顧客データのターゲティング活用で費用対効果が3倍に向上

 「ポケットコンシェルジュ」のインバウンドプロモーションでは、「訪日のタイミング」かつ「高所得者層」へ広告をリーチすることが必要で、この極めて限定されたターゲティングこそが最大の課題でもありました。今回、サービスの既存ユーザーのデータを効果的に活用することで、これらのターゲットに合ったユーザーをFacebook/Instagram上で絞り込み、それぞれの国や地域に合わせて最適な広告クリエイティブを配信することができました。また、配信エリアをCPA(顧客獲得単価)に応じてフレキシブルに変更したことで、広告の費用対効果を3倍に向上することができました。

■訪日観光客の増加に向けて海外向けプロモーションを加速

 国内では今後、2020年の五輪開催に向けてさらなる訪日観光客の増加が見込まれています。「ポケットコンシェルジュ」でも引き続きSNSを活用したプロモーションを展開し、広告配信の精度を高め、訪日タイミングに合わせて最適な情報を届けられるよう取り組んでいきたいと考えています。また今後は、効率の良い広告バナーの傾向を分析し海外向けサイトの改良につなげるなど、広告施策に留まらないデータの有効活用を行っていく予定です。 

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