2021年 年頭所感 | アライドアーキテクツ株式会社

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2021年 年頭所感

2021年01月04日

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 謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 アライドアーキテクツ株式会社は、昨年創業15年を迎えることができました。皆様のご愛顧・ご支援に心より感謝申し上げます。

 昨年は世界中で新型コロナウィルスの感染が拡大し、激変の1年となりました。人・物の動きや経済活動が大きく制限されたことで、世界経済は深刻な危機に直面しており解決に向け力を合わせています。そのような状況の中、デジタル化の加速や古い価値観の見直しなど、新たな進化に向けた良い兆しもありました。

 改めて2020年の世界を振り返ると、アメリカの電気自動車メーカーのテスラが、宣伝広告費を一切使わずSNSを駆使し、未来に向けた価値観を伝え続け自動車業界での時価総額世界一位となり、時代の転換点を印象付けました。また、デジタル先進国である中国では、ECプラットフォーム最大手のアリババグループがネット通販の祭典「独身の日」で、前年比1.8倍の約7.8兆円という過去最高の取扱高を記録しました。

 日本では、早くからDX(デジタルトランスフォーメーション)やソーシャルメディア活用に積極的に取り組み、顧客とダイレクトにつながり、継続的な関係を築いていた企業は、コロナ禍においても好業績を維持できています。また、この機をチャンスと捉え、ソーシャルコマースやライブコマースなどに活路を見出す企業も急増し、ブランド体験の提供機会として、オンラインでのセミナーや展示会、体験会、工場見学といった取り組みに多くの企業が挑戦しました。

 一方で、急速なDX化や、SNS利用時間のさらなる増加は、デジタルマーケティングにおける人材の質・量不足と、ニューノーマルな生活様式が定着するとともに広がり始めた「幸福」や「豊かさ」を重視した新しい価値観への対応を、企業にとっての深刻なマーケティング課題として顕在化させました。

 弊社は、長らく大切にしてきた価値観である「ソーシャル」「テクノロジー」「ファン」「クリエイティビティ」「グローバル」という要素を重視しながら、こうした企業課題を「ソフトウェア」と「人材」の両面から解決したいと考えています。直接的で深い関係の継続、共感を紡ぐクリエイティブ、リアルを超えるオンラインブランド体験、対面交流以上の熱量を醸成するオンラインコミュニケーションなど、日々進化し変化しつづけるマーケティングの支援に、自社開発のソフトウェアと専門性の高い人材で挑み続けます。

 2021年は次の時代を素晴らしいものにすべく、2020年に起こった良い変化を社会全体で成功に結びつけに行く年だと思います。アライドアーキテクツ・グループは、新しい生活様式による世界において、企業と生活者が信頼しあい、豊かで幸せな消費社会を築いていくための支援に、グループ一丸となって尽力してまいります。

アライドアーキテクツ株式会社
代表取締役CEO 中村壮秀

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